イネ科花粉 2026
飛散時期・症状・対策まとめ
スギ・ヒノキが終わっても油断禁物。イネ科花粉は5月〜9月まで続きます。「シーズンが終わったのになぜかまだ症状が出る…」という方は必見です。
更新: 2026年4月5日(日)
⚠️ スギ花粉アレルギーの方へ
約3割はイネ科花粉症も持っている
スギ花粉症の患者の約30%はイネ科花粉にも感作されているとされています。 スギシーズン後も続く症状は、イネ科花粉が原因かもしれません。
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🌾 イネ科花粉の種類と飛散カレンダー
「イネ科花粉」は一種類ではありません。 カモガヤ・オオアワガエリ・ネコジャラシなど複数の植物が5月〜秋にかけてリレー形式で飛散します。
カモガヤ(オーチャードグラス)
イネ科の中で最も花粉量が多い。公園・土手・牧草地に多い。
オオアワガエリ(チモシー)
牧草地・農地に多い。カモガヤより遅くまで飛散する。
ネコジャラシ(エノコログサ)
夏〜秋にかけて飛散。空き地・道路沿いに多い。秋まで続く。
スズメノカタビラ・スズメノテッポウ
スギ・ヒノキと同時期に飛散。花壇・道路脇の雑草に多い。
📅 イネ科花粉 飛散カレンダー(関東基準)
| 植物 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| スズメノカタビラ | 少 | 中 | 中 | 少 | ― | ― | ― | ― |
| カモガヤ | ― | 少 | 多 | 多 | 中 | 少 | ― | ― |
| オオアワガエリ | ― | ― | 少 | 多 | 多 | 中 | 少 | ― |
| ネコジャラシ | ― | ― | ― | 少 | 中 | 多 | 多 | 中 |
※ 関東(東京周辺)を基準とした目安。地域・年によって前後します。
😷 イネ科花粉症の症状
「スギが終わったのにまだ鼻水が…」それイネ科かもしれません
スギ・ヒノキ花粉症と症状が酷似しているため、「まだスギが飛んでいる?」と勘違いしやすいです。 5月以降に症状が続く場合は、耳鼻咽喉科でアレルゲン検査を受けてみましょう。
くしゃみ・鼻水
スギ花粉同様、連続するくしゃみ・水様性の鼻水が特徴。
鼻づまり
日中の鼻づまりが強い。睡眠の質を下げることも。
目のかゆみ・充血
結膜炎によるかゆみ・涙目・充血。
口・のどのかゆみ
イネ科花粉は花粉食物アレルギーを引き起こすことがある。 トマト・メロン・スイカ・バナナ・キウイなどを食べると口がかゆくなることも。
倦怠感・眠気
抗ヒスタミン薬の副作用や、鼻症状による睡眠不足が重なることで倦怠感が生じやすい。
スギ花粉との重複
3〜5月はスギ・ヒノキとイネ科が同時に飛散することも。症状が例年より長引く場合はイネ科花粉症の可能性。
🛡️ イネ科花粉の対策
外出時の対策
- ✓不織布マスク(JIS規格品)を着用して花粉の吸入を防ぐ
- ✓花粉用メガネ・通常メガネで目への花粉付着を軽減
- ✓草地・河川敷・土手はできるだけ避ける
- ✓午前10時〜正午は飛散ピーク。この時間帯の屋外活動を控えめに
- ✓帰宅時は衣服の花粉を払い落としてから室内に入る
室内での対策
- ✓レース越しでもOKなので窓・換気は最小限に
- ✓HEPAフィルター付き空気清浄機を稼働させる
- ✓外干しを避け、乾燥機や室内干しで花粉の付着を防ぐ
- ✓外出後は顔・手・鼻を洗う
- ✓花粉のシーズン中はコンタクトよりメガネが目への刺激が少ない
薬・医療
- ✓抗ヒスタミン薬(市販・処方)が有効。眠気が出にくい第二世代を選ぶ
- ✓点鼻薬・点眼薬で局所的な症状を緩和
- ✓症状が重い場合は耳鼻咽喉科・アレルギー科を受診
- ✓初期療法(症状が出る前から服薬)が効果的。5月に入ったら早めに準備を
- ✓花粉食物アレルギー症候群の疑いがある場合はアレルギー科へ
❓ よくある質問(FAQ)
Q. イネ科花粉はいつから飛びますか?
A. イネ科花粉は主に5月上旬〜9月下旬が飛散シーズンです。カモガヤは5〜8月、オオアワガエリは6〜9月が多く飛散します。スギ・ヒノキ花粉が終わる5月以降も注意が必要です。
Q. イネ科花粉の症状はスギ花粉と違いますか?
A. イネ科花粉の症状はスギ花粉とほぼ同じで、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみが主な症状です。「スギ花粉のシーズンが終わったのにまだ症状が続く」という場合、イネ科花粉症の可能性があります。また花粉食物アレルギー症候群(トマト・メロン・スイカなど)を引き起こすこともあります。
Q. イネ科花粉に有効な薬はありますか?
A. スギ・ヒノキ花粉症と同様の抗ヒスタミン薬・点鼻薬・点眼薬が有効です。症状がひどい場合は耳鼻咽喉科・アレルギー科を受診し、処方薬を使うことをおすすめします。なお、イネ科花粉に対する舌下免疫療法(ダニ)と違い、スギ以外の花粉の舌下免疫療法は現在日本では適応外のため、症状対応が中心になります。
Q. イネ科花粉が多い時間帯はいつですか?
A. イネ科植物(カモガヤなど)は主に午前10時〜正午にかけて花粉を多く放出します。また日当たりのよい草地・公園・川沿い・土手などが飛散源になりやすく、風の強い晴れた日は特に注意が必要です。
Q. イネ科花粉はどこで多く飛びますか?
A. イネ科植物は公園・河川敷・土手・空き地・農地など身近な場所に多く生育しています。特に都市郊外や河川沿いでは飛散量が多い傾向があります。カモガヤ・チモシーなどの牧草地がある地域では飛散量が特に多くなります。